トランペットについて(1)

こんにちは、お久しぶりです。
もはや部員にすらその存在をほぼ忘れられているこのページも、
ようやく第回目を迎えました。
更新がおそくなってしまい申し訳ありません。

前回私は「最初に紹介する楽器どれにしようかなぁ」というような話をして終わっていたと思います。
私もあのブログを書いた後から、かなり考えた末に、「トランペットにしよう!」という結論に至りました。
トランペットに決定した理由は、以下の通りです。
                  ・私自身がトランペットの「親戚」に相当する、「トロンボーン」を吹いているので、書きやすい。
                  ・サックスよりトランペットの方が比較的長い歴史を持っているため、語りやすい。
                  ・他の楽器につながる「共通点」を多く持っている。・・・etc

では楽器も決まったので、早速紹介していきたいと思います。
今回はトランペットの「管の長さ」に着目して詳しく見ていきたいと思います。 
・管の長さによる分類
    ・B♭管
                    
      最もよく使わているトランペット。
                    吹奏楽はもちろん、クラシック、ジャズ、J-POPなど
                    幅広いジャンルで用いられています。
             C管
                      
      主にオーケストラで使用されることが多いトランペット。
                    調の関係で、B♭管では指使いが煩雑になる場合に用いられることが多いようです。
    ・E♭,D(写真はE♭/D管のコンバーチブルモデル)
                               
      主にハイドンの「トランペット協奏曲」などのソロで用いられることが多いトランペット。
      ベルの取り外しによって調性を変化させることができるものが多いようです。(Bachなど)
    ・ピッコロ
                    VBS196
                    トランペットアンサンブルやソロなどで用いられることが多いトランペット。
                    B♭管とA管(稀にG管)があります。(変調するときは、マウスパイプを交換する)
                    通常のB♭管と異なり、低音域拡大のために第四バルブがついています。
                    この第四バルブは小指で押すため、操作しやすいように
                    他の三つのバルブに比べ右側に配置されています。
                    勘違いされやすいんですが、管の長さはB♭管の半分になってますが、
                    決して普通に出す音がそのオクターブ高い音になる、というわけではありません
                    あくまで「出しやすくなる」だけです。
    ・アルト
                     
      現在ではトランぺットアンサンブルなどでしか用いられないトランペット。
                    低音域の音の響きの向上のために作られました。
                    F管とEs管の二種類があり、メーカー、地域などで異なるため、
                    定まった形(管の巻き方)がありません。
    ・バス
                    
      ワーグナーやシュトラウス、ストラビンスキー等の限られた作曲家の曲でしか
                    使用されないトランペット。
                    ピストンのものとロータリーのものがあります。
                    (たまにジャズで用いられることもあります)
      アルトトランペットと同じく、低音域の音の響きの向上のために
                    ワーグナーが作らせた楽器です。
                    トロンボーンの細管のマウスピースを用いるため、
                    オーケストラでは通常トロンボーン奏者が演奏します。
                    B♭管のオクターブ下の音域を受け持ちます。

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