皆さんこんにちは。 今回は、前回紹介した「ロータリートランペット」に焦点をおいて 書いていきたいと思います。 ・そもそも「ロータリートランペット」って何? 前回書いた通り、「ロータリーが回転して息の流れを変えることによって 音の高さを変えることができる」トランペットのことです。 現在もドイツなどのヨーロッパ諸国ではよく用いられています。 ・外観による分類 ・ドレスデン(ヘッケル)タイプ ベル・・・小さめ 音色・・・やわらかい クランツ・・・付いているものが多い オクターブキィ・・・付いていない ![]() ・ウィーンタイプ ベル・・・小さめ 音色・・・軽やかで明るい クランツ・・・付いていない オクターブキィ・・・付いている その他・・・金メッキのものが多い ![]() ・ケルンタイプ(モンケタイプ、ベルリンタイプ) ベル・・・大きめ 音色・・・太く、重厚 クランツ・・・付いてない オクターブキー・・・付いている ![]() ・分類不能(ソビエト(今のロシア)製の楽器) ベル・・・様々(やや小さく細いものが多い) 音色・・・表現しにくい ※演奏している動画はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=O4s-eECyH3U クランツ・・・付いてない オクターブキー・・・付いてない その他・・・上の3つのタイプに比べるととても細い 通常のロータリートランペットのように横に構えるタイプ(下図左)もあれば、 普通のトランペットのように縦に構えるタイプ(下図右)もある ![]() ![]() |
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