トランペットについて(4)

こんにちは、更新が遅くなってすみません。
何人の方が見て下さっているか(そもそも部員すら見ていないかもしれない)このコーナーも
第4回目を迎えました。


今回のテーマは、「トランペットを作っているメーカー」についてです。

これはどんな楽器にも共通して言えることですが、メーカーが違う、というだけで形状や演奏しやすさ、操作性、音色などが
全く異なってきます。
そのため、吹奏楽に限らず、どんなジャンルの音楽を演奏するとしても、そのジャンルに合った楽器を使用する事が望ましい
僕は考えています。

そのような楽器を見つけ出すには、あまりメーカーにこだわらずに色々なメーカーの楽器をたくさん試奏して、
その中から自分に(金銭面的にも)合った楽器を探す、というやり方をされる方が多いと思います。
本来ならばそうやって選ぶことがベストなのですが、この選び方はあまりニーズがない管楽器を
あまり多くは仕入れていない地方の楽器店では少々難しいです。
そのため、まずその楽器にはどんなメーカーがあるのか、そのメーカーがウリにしていることは何なのか
自分にその楽器は適しているのかをしっかり見極め、ある程度の品定めをしてから、
そのメーカーの楽器を楽器店にいくつか取り寄せてもらって試奏をして選ぶべきだと思います。

話が横道に反れましたが、本題に入りたいと思います。
トランペットを作っているメーカーは(中国製などの粗悪な楽器も含めてしまうと)星の数ほどたくさんあるので
今回はその中から日本のオーケストラ、吹奏楽部で多く用いられている4社の楽器を紹介します。

ヤマハ (ヤマハ株式会社)
言わずと知れた、日本が世界に誇る総合管楽器メーカー。
トランペットに関してはヤマハが管楽器を作り始めた1964年(昭和38年)から
ずっと作り続けています。
トランペットの製作を、後で紹介する「シルキー」というメーカーの創業者である、レノルド・シルキー氏に指導を仰いだ1966年(昭和41年)ごろから注目を集めるようになりました。
吹きやすく、暖かい音色が特徴です。

YTR8335GH YTR8340EM

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